ネット社会の現代、スマートフォンへのカメラ搭載や、ホームページやSNSなどの普及に伴い自身で手軽に写真撮影を行う事が身近になっています。
そこからカメラの面白さに気付き、本格的にカメラを使ってみようと考えている方も多いのではないでしょうか?
しかし、いざカメラを購入しようとしても、
「カメラを購入したいけど、どれを買ったらいいか分からない...」
「一眼レフとミラーレス一眼の違いって...?」
などといった疑問を持つ方も少なくありません。
決して安くはない買い物だからこそ、自分にぴったりなカメラを見つけたいですよね。
今回は、そんなカメラ初心者のために一眼レフとミラーレス一眼の違いやそれぞれのメリットとデメリットを詳しく解説します。
趣味でカメラを始めようと思っている方や、写真を効果的に使ってホームページやSNSで自社をアピールしたいと考えている方は、是非参考にしてみてください。
【目次】
一眼レフとミラーレス一眼の違い
「一眼レフのほうがミラーレス一眼より性能が上」と思われている方も多いと思いますが、実は両者とも性能や写真のクオリティに違いはありません。
大きな違いとしては、ボディ内のミラー構造の有無です。
一眼レフは、カメラ内にミラー構造が存在し、ミラーで反射させた光景が直接ファインダーに映し出されます。
そのため、画像処理をする必要がなく、リアルタイムに景色を見ながら撮影できるため、撮りたい!と思った瞬間にシャッターを切ることが可能です。
一方、ミラーレス一眼は名前の通りミラーが存在しないのが特徴で、レンズを通ってきた光を映像に変換し、ファインダー内のモニターに投影します。
レンズを介してイメージセンサーで受け取った光の情報を画像処理する必要があるため、一眼レフに比べて若干のタイムラグが発生してしまいます。
一眼レフのメリットとデメリット
☆メリット
- ボディーが大きく、グリップが深くて握りやすい
- 目で見た通りの像を光学的に映し出すため、暗所でも被写体が確認できる
- 液晶モニターを使わずに撮影ができるため、バッテリーが長持ち
- レンズの種類が豊富なため、場面に合った写真が撮れる
☆デメリット
- ボディーが大きくて重たいので持ち運びが大変
- レンズが捉えた像をそのまま表示しているため、明るさや色味などの仕上がりを撮影後でないと確認できない
- シャッターと連動してミラーが上がる仕組みのため、静音撮影ができない
ミラーレス一眼のメリットとデメリット
☆メリット
- コンパクトで持ち運びがしやすい
- ミラーが存在しない構造のため、静音撮影ができる
- 撮影設定が反映された状態でファインダーに表示されるため、写真の仕上がりを確認しながら撮影できる
- 初心者をサポートする機能が充実している
☆デメリット
- バッテリーの持ちがよくない
- レンズの種類が少なく、選択肢が限られる
どちらが自分に合っているかを考えよう
仕組みが異なる一眼レフとミラーレス一眼ですが、写真の仕上がりに違いはないため、ご自身の撮影スタイルを思い浮かべて、どちらがいいか考えてみるのがいいでしょう。
☆一眼レフに向いている人
- 握りやすいグリップでがっしりと構えて撮影したい
- バッテリーの減りを気にせず使いたい
- 「光学ファインダー」で被写体を確認したい
☆ミラーレス一眼に向いている人
- サイズを重視する
- スマートフォンよりもクオリティの高い写真を気軽に撮りたい
- 日々カメラを持ち運びたい
- ファインダーを覗いて撮りたいが、光学ファインダーにはこだわっていない
さいごに
写真は、言葉よりも早く、人々にイメージを共有します。
ホームページやSNSなどでもその存在感を発揮し、デザインの印象を大きく左右するほど重要なアイテムです。
効果的な写真を使って自社をアピールするためにもカメラ選びは重要です。
今回の記事を参考に、自分にぴったりの1台を探してみてください。