中小企業ではホームページ専門の部署や担当者を配置する余裕が無い場合が多く、ホームページを制作したり、リニューアルする段階で、通常業務と兼務する形で突然任されて戸惑われているのではないでしょうか。
ホームページの制作会社を検索して料金相場を調べようとしても、あまりの金額のバラツキに戸惑われていませんか?
適正な制作料金の相場を知らないと、WEB制作会社のいいなりになって不必要なスペックのホームページを作成したり、無駄に高い料金を支払ってしまいかねません。
今回は、WEB担当者の方が最低限知っておきたいホームページ制作料金の相場をお伝えしていきます。
【目次】
ホームページ制作料金の相場は30万前後から
ホームページ制作費用の相場は、ページ数や機能などによって大きく変わってくるため、一概には言えませんが、5~6ページ程度の最低限のページ構成のコーポレートサイトの
場合であれば、20~30万程度の料金相場になってきます。
テンプレートを使った制作会社やフリーランスなど、低価格を売りにしている場合であれば10万以内でも制作することができます。
表にまとめると以下のような感じです。
コーポレートサイト(6ページ程度) | |
オリジナルデザイン(大手制作会社) | 60~80万 |
オリジナルデザイン(中小制作会社) | 30~50万 |
オリジナルデザイン(フリーランス) | 5~20万 |
テンプレートをカスタマイズして制作する | 20~30万 |
テンプレートでの制作 | 3~10万 |
ネットショップ(ECサイト) | 50万前後~ |
ランディングページ(LP) | 10~20万 |
ホームページ制作会社は競争も激しく廃業になるケースも結構ありますので、そうした面からも社歴の長さや実績が多さなど、信用面からも検討しておくことが大切です。
制作費用の相場に影響する4つのポイント
上記のように、同じ規模のホームページでも依頼先や、テンプレートかどうかで制作料金には大きな幅がでてきます。
ホームページの制作料金が大きく変わってくるポイントをまとめると、以下の4つになります。
- ホームページを制作する目的
- ホームページの仕様・規模
- ホームページの機能
- ホームページ制作の委託先
それぞれについて、詳しくみていきましょう。
ホームページを制作する目的
ホームページを制作する目的によって、制作料金は大きく変わってきます。目的は大きく以下の3つにわかれます。
- 名刺代わりの会社案内としてのホームページ
- 集客を目的としたホームページ
- ネットショップなどの販売用ホームページ
名刺やパンフレット代わりのホームページであれば、求められる機能は最小限に絞られ、BtoCの事業であればスマホ対応していなくても大きな問題はありません。
こだわるところはデザインのみになってきますので、費用を抑えることが可能です。
ところが、集客を目的とした場合、検索エンジンで上位表示をするためのSEO対策や、セールスライティングのノウハウが必要になりますし、WordPressなどのコンテンツマネジメントシステム(CMS)も導入して、コンテンツを自由に増やしていけるようにするなど、必要となる機能も多くなるため、料金としてはどうしても高くなってきます。
WEBマーケティングやSEO対策のノウハウをウリにしている制作会社で相見積りをとって選ぶと良いでしょう。
また、ネットショップ(ECサイト)を作成する場合には、ショッピングカートと決済システムを備えたシステムが必要になります。最近ではBASEやSTORESなどのようにこうした機能を搭載したサイトを無料で制作できるサービスも増えてきていますが、いちからこうした機能をもったECサイトを制作する場合は、最低限50万前後はしてきます。
ホームページの仕様・規模
ホームページは、テンプレートかオリジナルデザインかという仕様によって、制作にかかる工数が大きく変わるために料金に影響してきますが、一番大きく料金に影響してくるのはサイト規模(ページ数)です。
集客できるホームページにするためには、訪問してくる見込み客が求める情報や訴えるための内容などが必要になってくるため、ページ数も増えがちです。
ページの制作費用として、概ねページあたり2万円~3万円の料金が必要になるので、ページ数によって制作費用が大きく変わります。
ホームページの機能
ECサイトにおいて、ショッピングカートや決済機能が必要になったように、高機能なホームページになるほど制作料金は高くなってきます。
後々の運用を考慮すると、CMS(コンテンツマネジメントシステム)導入は必須とも言えます。
WordPressやJimdo、Wixなどのように無料で利用できるものから、MovableTypeなど有料のCMSまで幅広くありますが、テンプレートを利用していると思うようなホームページができないことが殆どですので、デザインにこだわる場合はカスタマイズしてくれる制作会社に依頼することをお勧めします。
CMSのカスタマイズ料金は10~30万程度が相場です。カスタマイズだけでなく、制作も全て依頼する場合は別途制作料金が必要になるので高額になってきますが、便利で高機能なホームページを実現することが可能になります。
ホームページ制作の委託先
前述した相場の一覧表にあるように、外注先によって料金が大きく変わってきます。
制作のみを外注して、サーバー・ドメインの管理やサイトのメンテナンスを自社内で対応することが可能であれば、中小の制作会社やフリーランスに依頼することで、融通をきかせてもらいながら低価格で制作してもらうことができます。
クラウドワークスやランサーズ、ココナラなどのクラウドソーシングを使うと、好みのデザインセンスのフリーランスを探しやすくなります。
しかし、メンテナンスも継続して依頼したい場合は、フリーランスや社歴の浅い起業したての制作会社は、廃業して連絡がつかなくなるといったトラブルもよくあるので、しっかりと見極める必要があります。
まとめ
以上のように、ホームページを制作する場合、初期コストが大きな負担になります。
中小企業の場合、成果を出せるかどうかわからないホームページ制作費用に何十万もかけることが出来ないケースが多くあります。
CHOSEでは、こうした企業様に、気軽にホームページを使って集客に活用していただけるようにするために立ち上げたサービスになります。
制作費用無料で初期設定料金30,000円と月々6900円~の料金のみ。(それぞれ別途消費税)
いつでも解約OKで契約期間の縛りもありません。
テンプレートではなくオリジナルデザインのホームページであり、これまでSEO対策で実績を上げてきたノウハウと、WEB集客のノウハウをもって、しっかりとコンテンツの構成やライティングもお手伝いして、成果の上がるホームページづくりをサポートしてまいります。