集客できるホームページにするために必要な事 の記事で、ポイントを書きましたが、具体的に掘り下げてみたいと思います。
ホームページのターゲットを絞り込むとは?
あなたが作ろうと考えているホームページは、誰に・何を買ってもらうためのものですか?
この質問にすぐに明確に答えられない場合は、ホームページを作っても失敗する可能性がかなり高いです。
失敗するホームページの多くは、この出発点を間違えています。
ターゲットが明確でなければ、誰の心にも響くものはつくれません。
多くの中小企業においては、ターゲットとなる顧客はかなり絞られていることが多いはずです。
その顧客が知りたい!気になる!欲しくなる!内容を書かないと売れるはずがありません。
また、そうした内容を書かないと、検索エンジンでよく検索されるキーワードで上位に表示されることはありません。
様々な商品があり、ターゲット層も異なるという場合は、Yhaoo!ショッピングや楽天など、巨大なショッピングモールに出店したり、ターゲットごとに商品・サービスをわけて専門的なサイトをつくるなど、いくつかの戦略がでてきますが、基本的にホームページを作る上で考えることはどんな場合でも同じです。
「誰のために」「どんなことで困っている人に」 を具体的にする
例えば、以下のような項目で具体的に詳細に、あなたのビジネスのお客様をイメージしていきます。
より具体的になるほどに、そうした相手に何を訴えかければ心に響くかが見えてきます。
相手が消費者であるBtoC の場合と 相手が事業者であるBtoBとで多少異なりますが、考え方は同じです。
- 年齢
- 性別
- 職業(業種)
- 所得層(企業規模)
- 相手の悩み、困っていることは何か
- 相手がどうなりたいと欲しているか
こうした内容が具体的に定まってくると、それによってホームページの内容や構成、雰囲気が定まってきます。
例えば、WEB制作でターゲットを税理士絞り込んだと仮定した例を挙げてみます。
開業する・開業したばかりの税理士で、紹介ルートや人脈もなく、異業種交流会などに参加してみたけど、つながることは無く新規顧客の獲得に困っている。正直言って時間は余っているけど、大きな経費をかける余裕もない。全て一人でやっているので考えないといけないことも多く、集客についてじっくり考えて行動を起こす余裕もない。何とかホームページから集客できるようにしたいと考えている。
こんな風に困っている税理士の方って結構多いですよね。このように具体的なターゲットのイメージが出来上がってくると、こうした悩みを抱えている人に、どういった内容を訴えれば興味を惹いてもらえるか考えやすくなります。
ホームページって何から考えたらいいのか全然わからないという方は、売りたい相手のイメージが無いか、ぼやけているかのどちらかですので、まずはターゲットの絞り込みをしっかりと行いましょう。