WEB制作会社との何度も打ち合わせ・修正して、ようやく出来上がったホームページ。
さすが専門家が作っただけあって綺麗で見やすいし、スマホへの対応もバッチリ。
やれやれ、これであとはホームページから集客するのを待つだけ・・・。
そんな風に思っている方が多いのではないでしょうか?しかし、新しいホームページは完成してからアクセスが増えてくるまでにかなりの時間を要します。
検索エンジンにホームページの各ページを認識してもらえたら、すぐに検索順位の上位に上がって検索されてアクセスが増える・・・そんな妄想は捨ててしまいましょう。
SEO対策で順位があがってくるためには、それなりに時間を要します。複数のキーワードを組み合わせた複合キーワードで競合数が少ないスモールキーワードであれば割と早くに順位があがってきますが、それはつまり検索される回数の少ないキーワードなので、爆発的なアクセスにはつながりません。
目次
1.WEB広告とは
WEB広告(インターネット広告)とは、検索エンジンやインターネット上に存在するWEBサイトやSNSなどに出稿する広告の総称で、市場規模はどんどん大きくなっています。
2.WEB広告の種類
WEB広告と言われるものには、主に以下の種類があります。それぞれに特色があり、目的に合わせて選択することが大切になってきます。
- リスティング広告
- ディスプレイ広告
- ソーシャルメディア広告
- 動画広告
- ネイティブ広告(記事広告)
- メール広告
- アフィリエイト広告
それぞれの特色などについては、改めて別の記事で説明します。
3.WEB広告のメリット
低予算から試すことができる
WEB広告は、雑誌・新聞などの紙媒体やテレビ・ラジオなどのメディア広告に比べて、非常に低予算で出稿することができます。
特に、PPC(PayPerClick)型の1クリック幾らというリスティング広告では、表示された広告がクリックされて初めて課金される広告で、1クリックあたりの単価の上限や予算の上限も柔軟に設定できるので、新しくホームページが完成してから自然検索でのアクセスが増えてくるまでの間に集客するための手段として利用されることも多いです。
効果がすぐに現れる
コンテンツSEOでアクセスを集められるようになるには、数か月以上かかります。それに比べてインターネット広告はすぐに効果が現れてくるので、費用対効果の高いマーケディング手法といえます。
効果測定がしやすい
広告文やバナー画像を何パターンも作ったり、広告から落とし込むランディングページ(LP)も色やキャッチコピーを作るなど数パターン用意して広告をだすことで、どの広告文がクリックされやすいか、どのLPがコンバージョン率(成約率・反応率)が良いかなどを測定ができます。
それを元に、ホームページのコンテンツを見直し、修正して最適化を図っておくことで、最終的にSEO対策で順位が上がってきた際に効果的に集客することが可能です。
広告を表示するターゲットを設定できる
WEB広告では、広告を表示させる地域を絞り込んだり、年齢や性別で絞り込んだりと選別して絞り込むことが可能ですので、ポスティングや折込チラシなどのような無駄打ちの広告が少なく、効率的にターゲットのユーザーに広告を見てもらうことができます。
配信のタイミングを調整できる
広告を配信する時間帯を指定したり、曜日で絞り込んだりと、ターゲットに最も見てもらいやすい時間帯に広告を配信するということも可能です。
休日のお昼以降を狙って広告を配信したり、通勤通学時間帯の朝夕に配信したりといったことも可能です。
4.WEB広告の費用を抑えるポイント
上記のWEB広告のメリットで説明したように、かなり柔軟に広告を絞り込んで配信することが可能です。
ですので、地域限定のローカルビジネスである場合は、広告を配信する地域を数km圏内にしたり、時間帯などをしっかり絞り込んで配信することが大切です。
地域限定のビジネスで全国に配信していたのでは、単なる広告費の無駄遣いです。