経営コンサルティング業を営まれているお客様で従業員も5名未満の小さな会社での集客事例です。
毎日CMSで記事を増やされて約2年近くで、毎日のアクセスユーザー数が数百となり、全国から安定して問い合わせが入るようになりました。
地道に努力された成果が実って、飛躍のきっかけになりました。
検索数が非常に多く競合も多いビッグキーワードで上位表示を実現できればアクセス数は爆発的なものになりますが、それは非常に難易度が高く容易なことではありません。
今回は、検索数は少なくても様々なキーワードでアクセスを集めるロングテール戦略で成功された事例をご紹介します。
【目次】成功した3つのポイント
ポイント1:毎日のように記事を作成した
ホームページにアクセスを集めていくためには、CMS(コンテンツマネジメントシステム)をつかって、どんどん新しいコンテンツを作成していくことが大切になります。
ただ、コンテンツを増やせばよいというわけではありません。
- 専門性が高い(Expertise)
- 権威性がある(Authoritativeness)
- 信頼性が高い(Trustworthiness)
この3つの頭文字をとって、E-T-Aが重要とGoogleの作成した「検索品質評価者向けガイドライン」で書かれています。
WEBサイトで取り扱う分野について、専門家と認識されるほど詳しく、多くの人に認められていて、内容が信頼できるものであることが重要で、そしてそうした情報が分かりやすく探せて、見やすく、わかりやすくまとめられているかが大切になります。
つまり、ユーザーが知りたいと思う情報について沢山掲載されているホームページは検索エンジンから評価されやすくなります。
提供されているサービスや商品についての詳しい説明はもちろんですが、それらに関連してお客様が知りたいと思うような内容や、知っておいた方が良い或いは役立つ情報について、どんどんページを作っていきます。
毎日のように記事を作成することで、2年も経てば700ページ以上の大規模なサイトになっていきます。
更新頻度も高く、常にコンテンツが充実していくことでサイト規模が大きくなり、アクセス数が増えてくれば、SNSなどで取り上げられたり、リンクをしてもらえたりという相乗効果もたかまり、検索エンジンからの評価はどんどん高くなっていきます。
ポイント2:作成した記事で内部リンクを充実させた
単純に記事を書いていくと、テーマが似通っていたり関連する内容が当然出てきます。
CMSの仕組みとして、カテゴリ分けして一覧記事が表示できるようにすることで関連した記事ばかりを読めるようにできます。
そうすることでアクセスしたユーザーが関連記事を探すのに便利になります。
それだけでなく、各記事の最後に関連記事の一覧とリンクを張り付けておくことで、サイト内の内部リンクを充実させていきました。
こうしたアクセスした人が情報を探しやすく、どんどん詳しく読み込めるようにリンクが内部で張り巡らさせていくことが重要です。
ポイント3:コンテンツの質が高い
これは当然のことではありますが、コンテンツの質が求められます。
文章量が少ないとか、どこかのサイトのコンテンツの引用や紹介がほとんどであったりなど、内容のないコンテンツばかりを増やしても意味はなく、逆効果にさえなる危険性があります。
潜在顧客となるアクセスしてくる方が知りたい情報、検索して探したい内容が盛り込まれ、役立つ情報になっていることが質の高いコンテンツであると言えます。そうした記事が増えていくと、様々なキーワードでそれぞれの記事へのアクセスが入るようになり、サイト全体でのアクセス数やページビュー数が飛躍的に伸びていきます。
ロングテール戦略と呼ばれるものになりますが、SEO対策でアクセスを集めていくためには重要な手法になります。
このお客様の事例では、経営コンサルティングでこれまでに関与してきたクライアント先で発生したトラブルや相談内容について、どのようなトラブルがあったのか、どのように対処したのか、このようにならないようにするためには何に注意すればよいのか、何に取り組めばよいのか。
といったことを書いていきました。
コンサルタントを探すユーザーにとっては、とても役立つ現場の生の情報ですので、何ページも閲覧して頂けて、平均ページビュー数や平均滞在時間も長く、直帰率は低いという状況を作ることができました。
こうしたことも検索エンジンから評価を受けることにつながったと思われます。
ホームページは完成した瞬間がスタート地点と常に私どもはお伝えしております。
そこからどれだけ手間暇かけて優秀な営業スタッフに育てていくかが、ホームページで集客できるポイントになります。
この事例は、私どもからのアドバイスに忠実に取り組んでいただけた良い事例になりました。